続・サッポロHD VS スティール・パートナーズ

以前のブログで少し触れた、サッポロHD VS スティール・パートナーズの対決が本日決着した。

結果はサッポロHDの圧勝。

スティール側の言い分には間違いがあるとのサッポロの主張が本日開催された株主総会で受け入れられた。

いろいろな見方はあると思うが、個人的にはサッポロが勝利してほっとした。
勝ってな想像になってしまうが、単純に数字だけでは計れない要素があるということが
少し受け入れられたのかなと思った。それなら、また少しほっとする。

一方で、スティールの主張もまったく間違っていないところもあるのかもしれない。
数字の解釈は見方によっていろいろあるからだ。また、文化的違いという点もあるかもしれない。

ただ、文化的違いについては、サッポロにはスティール以外の外国からの資本が30%入っているため、
今日のサッポロの主張は、外国の投資家にも受け入れられたということになる。

そうすると、スティールの取った行動は自社ファンドの運用利益を増やすためだけの行動ではないか
と捉えられても当然な気がする。しかしながら、事の真意は当事者たちにしか分からない。

【おまけ】
去年東京に行ったときに、たまたま恵比寿のサッポロビール館に立ち寄った。下の写真はそのときのもの。

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