広島IT総合展2011に行ってきた 〜その2〜

サイボウズの青野社長のセミナーにも参加できたので、そのときのメモ。

『サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久 氏
サイボウズクラウドで実現するNO-Eメールに続く次世代ワークスタイル』

・最初は家賃7万円、無給の状態で会社をはじめた

・2010年あたり?からNo-Eメール戦略というのを大々的にはじめた
・自分はフェースブックで外部の人たちとコミュニケーションをとることが多い
・その中でも『メッセージ』という機能をよく利用している
・サイボウズ(グループウェア)にも『メッセージ』と同様の機能がありEメールはほとんど使わない

【Eメールがダメな理由】
1.取り消せない(送ってしまったら終了)
2.見落とす(用心してCCにたくさん宛先を追加してしまってメールが氾濫する)
3.引き継げない(前任者のメールを全部引き継ぐとなるとかなり困難)
4.経緯を追いづらい
5.整理されない(いちいちフォルダを作って独自に分類するのは、、、面倒)
6.集計できない(やるなら手作業でかなりの手間が必要)
7.添付できない(?)

『まったくもって同感』

・次は『No-表計算(Not only 表計算)』
・高度なマクロが組み込まれた表計算ファイルは実は危険

【危険な理由】
1.どのファイルが最新かわからない
2.高度なマクロは作った本人しか直せない
3.ファイルを個人のローカルPCで管理しがち(セキュリティ的危険)
4.システム部の監視で及ばない

・サイボウズの新機能として『カスタムアプリ』をつくれる機能を提供
・このカスタムアプリ作成機能を使うと表計算ソフト同じようなことができる
・これで先の危険性はある程度回避できる
・さらに、サイボウズの掲示板機能やスケジュール機能とカスタムアプリをリンクさせることもできるので、見落としや作っても使われないみたいなことを回避できる

・でも、マネージメントをしている人が利便性を理解していないと、本末転倒ということになる。

・今と昔では、若手社員の気質がまったく異なっている
・90年代に活躍していた社員を肉食系(働きまくりではあるが、今ほど仕事の効率はよくない)とすると、21世紀の社員は草食系(ワークライフバランスを重視、総じて仕事の効率は良い)

【そんな間に立つプレイングマネージャーがやってはいけない6つのこと】
1.毎回集まっての報・連・相(グループウェアで十分?)
2.入社3年間は修行だ!と言い張る(無茶ばかりやらせる)
3.何度も同じことで怒る(そもそも何度も失敗するには原因の追求が出来ていないか、管理監督者の指導がいけてないのが原因にもかかわらず)
4.上司の言うことには黙って服従しろ!
5.全部任せるよ(何の説明もなしに)
6.仕事は経験から学べ(過去のノウハウがあるなら事前に教えて、もっと考えることに時間を使わせたほうが良い)

以上、セミナーメモでした。

▼広島IT総合展2011

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