わたくしごとではありますが、41歳になって初めて「似島」に上陸しました^^;
地元民として、子供の頃から「似島」の名前はもちろん知っていましたが、特にこれまでは行く機会はなく疎遠でした。
しかし、サーリーのカラテモンキーという自転車(マウンテンバイク)を買ったこともあり、ちょうど良さそうなサイクリングロードは無いかと探していたところ「似島」というキーワードに遭遇しました。
島といえば海水浴のイメージしかなかった私でしたが、サイクリングができるのか!ということを知り、さらに、カジュアルなサイクリストにはかなりの高評価ということもあわせて知りました。
「これは一度、行ってみにゃいけん」ということで行き方だけ調べて似島に行ってみると、、、
これはヤバイ!マジ卍!(笑)で、もはや「可能性しか感じない」という言葉がどんぴしゃでハマるくらいすばらしい島でした。
ちなみに、私はサーリーカラテモンキーというフルリジッドマウンテンバイクを買ってから自転車にはまり、健康維持のための早朝サイクリングを中心に、近くのトレイル(山道)を走ったりしながら自転車ライフを楽しんでいるものです。あまりにフルリジッドマウンテンバイクが気に入ってしまい、息子の自転車もフルリジッドマウンテンバイクにしてしまいました^^;
では行きます。
似島への行き方【実は2つの方法がある】
似島への行き方は、宇品港からフェリーで行くスタンダードな方法と、実はもう1つあります。
宇品港からのフェリー航路【定番の似島汽船】
私は宇品港からフェリーに乗って江田島へわりと行っていましたが、実は似島へはまだ宇品港から行ったことはありません。宇品港からは「似島汽船」に乗ると似島へ連れて行ってくれます。わかりやすいですね。
公式サイト:似島汽船 広島と似島をむすぶフェリー航路
公式サイトの情報によると、宇品港ー似島までは片道20分で、朝6:00から概ね1時間に1便程度設定されていて、全部で13便あります。乗船料金は、今回の場合は、大人1名、子ども1名、自転車2台なので、440円+220円+160円✕2ということで合計は980円の計算になります。
私も最初はこの「似島汽船」を利用しようと思っていたのですが、ちょっと興味深いもう1つの方法を発見しました。なので先日似島に行ったときは、このもう1つの方法で行きました。
もうひとつはバンカー・サプライの渡し船【私のおすすめはこちら!】
もう1つの方法はというと「バンカー・サプライ社の定期航路」です。
公式サイト:バンカー・サプライ
広島市営桟橋ー似島学園前桟橋まで15分で連れて行ってくれます。「似島汽船」より5分速いです。
また、聞き慣れない広島市営桟橋ですが、場所はこのあたりです。
最初はちょっとわかりにくいですが、1回利用すればすぐに覚えられます。
乗船料金はというと、大人1名、子ども1名、自転車2台で計算すると、420円+210円+150円✕2となり、合計930円です。「似島汽船」より50円ほどリーズナブルな設定です。朝6:55から1時間、1時間半、2時間空きと間隔が一定ではないので、少し注意が必要ですが、桟橋にある時刻表を写真に撮っておくか、公式サイトにアクセスすれば問題ないです。
私はとりあえず、桟橋の時刻表を写真に撮っておきました。本数は8便と「似島汽船」に比べて少ないですが、レジャー目的なら特に問題ないと思います。
【おすすめの理由1】小型がいい!
「バンカー・サプライ社」の船は「似島汽船」のフェリーに比べて小さいです。小型といっても定員は60名まで乗れます。船内はゆったりとした広さがあります。
実はこの小型なところがとっても良いんです。そして、私たちはあえて船室の外に座りました。水面が近いので迫力があり、小型船に乗り慣れてない人にとっては、アトラクションみたいです。
あと自転車は、船長さんが自ら乗せてくれて、ちゃんと固定し、到着したときも降ろしてくれます。抜群のサービスです。
【おすすめの理由2】 臨海少年自然の家へ行きやすい!
似島には「臨海少年自然の家」という有名な複合施設があります。この施設に行きやすいのがバンカー・サプライ社の船が到着する「似島学園前桟橋」です。
宇品港発着の「似島汽船」が到着する「似島桟橋」は、「臨海少年自然の家」があるところから島の反対側なので軽く峠を超える感じの道を移動しないといけません。
しかし、バンカー・サプライ社の船が到着する「似島学園前桟橋」からなら、「臨海少年自然の家」までは平坦な道を行くだけでOK。
私が行ったときには、ほとんどの人が「似島汽船」だったので、施設でのカヌー体験のあとはみなさん歩いて(軽く峠を超える感じ)「似島港」に行かれていました。我々は「似島学園前桟橋」へ、しかも自転車で移動したのでとても楽ちんでした。
似島へ行く前の予備知識【これだけは知っておこう】
食料は持参で【飲み物の自販機はわりとある】
似島にはコンビニはありません。なので、島に渡る前に本土で食料は調達してから上陸しましょう。
食べるものは売ってないですが、飲み物の自動販売機はそれなりにあります。
トイレ少ない【わりと盲点】
バンカー・サプライ社の船が到着する「似島学園前桟橋」のすぐ近くに1つ、「臨海少年自然の家」の施設内に2つ、私は使ったことないですが「似島港」に1つ、これくらいしかありません。トイレのタイミングは注意しましょう。
似島上陸【サイクリングスタート】
とにかく最初から気持ち良い【時計回りと反時計回り】
前置きが長くなりましたが、桟橋(似島学園前桟橋)着いたらいきなり気持ち良いです。似島の全体像はこんな感じ。
案内板にはいろいろ名所や見どころがたくさん書かれています。とりあえずこの案内板を写真に撮ってから出発しておけば安心です。島は一周12kmくらい。子どもと一緒にサイクリングするにはちょうど良い距離です。似島学園前桟橋から反時計回りに周る場合は、序盤に細い上り下りがある道になります。我々はそれは後回しにしようと時計回りに走りました。
島はどこを走っててもとにかく気持ちが良いです。
心霊トンネル?!
初心者にはとても恐ろしく感じるトンネルがあります。このトンネル、かなり有名らしいです。
初めてみたときは一瞬トンネルとは認識できませんでした。昼間でも中は真っ暗で、手動で電気を付けて通り抜けるギミックつきです。子どもは怖がって行くのをためらっていましたが、そこは気にせず突入しました。
サイクリングの際はぜひ通り抜けることをおすすめしますw
臨海少年自然の家【楽しい、楽しい、複合施設】
当初立ち寄る予定ではなかった「臨海少年自然の家」ですが、なんとその日は「家族プール カヌー体験デー」という看板がたっていました。とりあえず中におじゃまして話を伺ってみました。
実はたまたまその日は「カヌー体験デー」ということで、通常有料のカヌーが特別に「無料」とのこと。予約制でしたが午後の部に空きがあるので、私たちはまずは島を一周してから参加しました。
海水を使ったプール【すばらしくキレイ】
ここのプールの水は海水です。しかし、めちゃくちゃ澄んでいます。なぜかと言うと海水といっても地下から汲み上げた海水だそうです。ほんとにめちゃくちゃキレイなので飲んでも大丈夫なくらいと説明されていました(決して、飲んでくださいというわけではないです)。
カヌー体験ができる【子どもたち大喜び】
サイクリング当日に初めて知って、一気にお楽しみコンテンツに成り上がった「カヌー体験」。無料と言っても装備と設備はちゃんとしてますし、インストラクターの方々も丁寧に説明してくれました。
過去の私の唯一のカヌー体験の印象は「まっすぐ進まない」です。私がやったときは川でしたが、なかなか行きたい方向に行かず、進まず、さんざんでした。
しかし、ここのプールは流れるプール。
そうです、そうなんです。極端な話、漕がなくても勝手に進みます。子どもたちは大喜び。そしてコツを掴んでくるとガンガン進む。息子は時間いっぱいまでひたすらカヌー漕いでました。ほんとに最後の最後まで。
今回はプールでの体験でしたが、カヌー体験は海でもやられるそうです。海のとき行ってみたい。
アスレチックあり、宿泊もできる【安い・競争率高い?!】
その他にも「臨海少年自然の家」には、子ども向けのアスレチックがあったり、テニスコートやグランド、フリスビーを使ったゴルフゲームのようなものもありました。宿泊設備も整っており、建物やテントに宿泊できます。しかも、市営の施設なので料金がめちゃくちゃ安いらしい。利用してみたい。
公式サイト: 広島市似島臨海少年自然の家
まとめ
いかがだったでしょうか?
似島楽しすぎます。今回はサイクリングが目的で島に渡りましたが、飛び入りでカヌー参加できたので、さらに楽しめました。
この他にも、安芸小富士(278m)や下高山(203m)などの山があり、登山すると気持ちいいよと教えてもらったので機会があれば行ってみたいと思います。
また、「臨海少年自然の家」から「似島港」に行く峠道は今回は通りませんでしたが、Googleのストリートビューでどんな道か見てみるとマウンテンバイクで走ったらちょっとおもしろそう!と思ったのでこちらも機会があれば走ってみたいと思います。
最後に、マウンテンバイクのくせに「なんで海辺走っとんねん」というツッコミは心の中だけでお願いしますw
さらに
自転車は錆びやすい箇所が結構あります。海辺を走るのは、超気持ちよかったですが、塩分たくさん含んだ潮風にあたってるので翌日洗車しました。
使っている自転車の洗車グッズ
バイクウォッシュ以外にも、チェーン洗浄キットやチェーンオイルなどもセットになっているお買い得商品。
想像以上に使える丈夫なペーパー。なぜか妻が気に入ってしまい、家を掃除するときによく使用されている。
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